四十肩ってなんだい

いつもお世話になっております。北原です。

先日「衣浦みなとまつり花火大会」を家族全員で見に行って、まるでサザエさんのような構図になっていたことにニヤついておりました。

息子たちは音や光にビビることなく、おとなしく花火鑑賞をしておりました。

小さな目いっぱいに花火の光を映してキラキラしている息子の表情を見ながら「成長してるなぁ」「大きくなったなぁ」って親父はしみじみしておりました。

父ちゃん。頑張って働くからな!!今年の夏は色んな思い出残そうな!!

 

さて今回のテーマは「四十肩」です。

40〜50歳代を中心に多発する肩関節の痛みのことで、主症状として「腕が上がらない」「手が後ろに回らない」などの運動制限があります。「五十肩」とも呼ぶことがありますが、最近では発症する年齢が40歳代に下がってきたため、四十肩と言われることが多くなりました。

ではなぜ肩関節は年齢とともに痛みが出るのか?

その理由は構造上の問題が大きな要因で、関節窩(かんせつか)と呼ばれる肩甲骨の受け皿が上腕骨(二の腕の骨)に対して小さくて狭いからです。

受け皿が狭いことがなぜ痛みにつながるのかと言うと

関節が外れないように肩の周りの筋肉や靭帯に過度のストレスがかかりやすいからです。

関節を固定しているのに常にストレスがかかっている状態なのです。

また、人間の体が10代の後半をピークに成長が止まり徐々に衰退していくなか肩関節も例外なく劣化していきます。

筋肉や靭帯はコラーゲン繊維を豊富に含んだ組織なので、加齢ともに体内の水分保有量が低下していくにつれて関節部の滑走不全を引き起こしやすくもなります。

繊維同士が引っかかったり摩耗してしまうと炎症を引き起こします。

この炎症こそが痛みの原因なのです。

病院に行ってレントゲンを撮ってもらって、骨には異常がみられないから筋肉とかの問題ですって診断された人もいると多いと思います。

筋肉って本当に衰えやすいんです。。。

肩の筋肉は俗に言うインナーマッスルと呼ばれる内側の筋肉によって保持されています。

この筋肉は腱板と呼ばれており4つの筋肉からなります。

棘上筋・棘下筋・肩甲下筋・小円筋がそれぞれ肩関節を自在に動かすことを可能にしています。

インナーマッスルが加齢とともに劣化してだんだん傷んでくるのがだいたい40歳代くらいが多いよねって感じの痛み。

これが四十肩の正体です。

現代におけるスマホやパソコンはもはや必需品です。

これらを使わずに生活するのは不可能に近いのではないのでしょうか。

しかしその利便性のウラで身体に与える影響も懸念されています。

ある日突然肩に痛みが出現したと言われる方のほとんどがセルフメンテナンスを怠っています。

四十肩にならないように今のうちに肩関節周辺を軽めにストレッチして予防に努めるのをお勧めします。

関わるすべての人が笑顔で健康的な人生を送れますように。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。マルル〜!!

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